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日比谷で遭遇した二つのディストピア|TOHOシネマズのセルフ受取と『映画ちいかわ』の闇
#映画 · #TOHOシネマズ · #日比谷 · #ちいかわ · #UX · #Life Log · #敗北の記 · #思考整理
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日比谷で遭遇した二つのディストピア|TOHOシネマズのセルフ受取と『映画ちいかわ』の闇
先日、日比谷での映画鑑賞をしました。仕事のない日の優雅なイベントです。
しかも今回は偶然 TOHOウェンズデイ が適用され、なんと 1,400円。放送大学の学生割引(1,500円)すら下回るという、予想外のコストパフォーマンスに驚愕しました。
……安かった。本当に安かった。
でも、そこには現代社会の闇を凝縮したような 「二つの不条理」 が待ち受けていました(#^ω^)
はじめに:平和な休日のはずが
チケット代だけ見れば文句なしの勝利です。
しかし今回わかったのは、「安い」は心の平穏を保証しない ということ。
第一のディストピアは 映画館のオペレーション設計。
第二のディストピアは 『映画ちいかわ』という作品そのもの。
どちらも、デザイナー兼フリーランスの私にとっては「ユーザー/労働者への配慮、どこいった?」という問いが頭から離れない内容でした。
第一のディストピア:TOHOシネマズ日比谷の「いろはす買付ミッション」
サイレント仕様の罠
この館の売店、注文も受け取りもセルフ です。
注文はタッチパネルのモニターでセルフ。受け取りも、出てきた番号が 受け取り口のモニターに表示されたら自分で取りに行く スタイル。通知音すらない、完全サイレント仕様。
日頃から仕事でスマホやモニターを凝視している人間が、プライベートの映画館まで 注文用モニターと受け取り用モニターの両方を凝視 させられる——地獄の二度手間です(^^;)
「目がつかれているし、これから映画見るからもう画面見るのやめたいのに……」という感情が、プライベートまで侵食してきます。
初見殺しのフロア構造
シアター11までは 4F にあるのに、シアター12と13だけ地下1階 ——この構造が、初見殺し。
初見で行くと「ああ、4Fから行けるのね??」とマップを見て向かう。到着したら、「シアター12はここじゃないよ(^^)」 と書いてある看板がお出迎え。
まとめろおおお!!!(#^ω^)
実際のシアター12は地下1階。周囲は飲食店だらけの飲食フロア。「もはや持ち込めってこと!?」と言いたくなる立地です。
しかも行って気がついたけど、その地下1階の売店でも同じセルフシステムでポップコーンやドリンク等が買える。
「最初からここで買わせてよ!」 と突っ込みたくなる、導線の不親切さ。
オペレーション設計の謎
今回、私は 水(結果としていろはす) を買った。
ただのミネラルウォーターのペットボトルなのに、ドリンク準備係経由でしか渡してもらえない ——これ、謎すぎませんか?
注文はタッチパネルのセルフ端末で済ませているのに、中身は「ただの水」。それくらい セルフ端末の横に自販機を1台 置いておけば、お客もスタッフも楽なはずなのに。
しかもさっき書いたとおり、シアター12どころか、ぶっちゃけ 持ち込みっていくらでもできる わけじゃない? 荷物検査があるわけでもない。
だったら、売上を取りにいくなら 買いやすくしてくれた方がいい のに。開演ギリギリの滑り込みでも、自販機ならサッと買える。セルフ端末→番号待ち→受け取り口モニター凝視、という導線より、ずっと合理的だと思うんですよね(^^;)
ドリンク準備係が「ただの水」をわざわざハンドリングする工数(=人件費)も、設計次第では浮くはずなのに。
ヒューマンエラーと誘惑
- 中身が完全に同一の「いろはす」を番号待ちで受け取らせるため、他人の水を誤認強奪しかねない 構造
- このあまりのめんどくささと不合理なUXを目の当たりにすると、禁忌の ペットボトル持ち込み に走る人間の心理が、なぜか理解できてしまいそう
たかが水1本のために、初見殺しのセルフカウンターを経由させるUI。
デザイナーとして不健全な作りに血が騒ぎました。
第二のディストピア:『映画ちいかわ』という名のデス労働ドキュメンタリー
※ネタバレなし・ガチの要注意喚起です
今作でちいかわデビューした私からの意見だけど…
可愛い絵面に騙されてはいけません!
中身は、普通に 殺人(殺魚)が行われているハードコアな世界 です。丸っこいビジュアルの裏側を、子ども連れの休日に見せるのはどうかと思うレベル。
作者の鬱憤晴らし?「謎生物版・日常系社会風刺」の正体
よくある日常系マンガの皮を被せているけれど、実態は 「作者が世の中に抱えている鬱憤や理不尽さ」をぶつけた社会風刺 なのでは……?と思えてなりません。 個人的には環境に振り回されて、はあはあしている様子を見て、ちょっとげっそり。
1頭身のごまかしと「察しろ」の圧力
あの丸っこいビジュアルでマイルドに見せかけているが、実態は 「空気を読め!察せよ!!」 と理不尽を強いてくる、最悪なブラック企業・ディストピア組織そのもの。
これを喜ぶ大人は何を求めてくるのか?
正直、これをプライベートの休日にわざわざ映画館で見に来て喜んでいる大人たちの生態が、本気で分からない。
「社畜として完璧に調教されすぎて、この不条理すらエンタメとして消費できるようになってしまったの……?」
かなり本気で気分を害するレベルの衝撃でした(^^;)
キャラクター名は終盤まで出てこない
エンドロールで「あっ、このモブたちに名前あったのね……?」と知る不親切設計。
おわりに:次回への野望
映画鑑賞自体は 1,400円 でお得に済みました。
でも、心に受けたダメージは甚大です(#^ω^)
ブログの取材として記事にするなら、経費の扱いは 映画鑑賞代を取材費にする確認ポイント も参照。今回はまず 感想の吐き出し優先 で書いています。
次回、もしタイミングが合えば 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』 も、このTOHOウェンズデイで優雅に回収する所存です。
……ちいかわで削られた心は、別の何かで中和しないと、正直やってられない休日でした。
このあとどうやって気持ちを立て直したかは、また別の機会に(^^)
(本文 随時追記予定)